Sustainability research 15

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Munich / Germany

スバルのアイサイトの話をしたいと思います。
渋滞の時の追突事故や、渋滞の最後尾に追突する事故が防げれば、かなりの数の事故が防げると思うのですが、これについて評価しますか?

それはそのとおりだと思います。
スバルだけではなくボルボにもありますね。
我々のところでもそういう機能が出てくるでしょう。
スバルの方は詳しくは知りませんが、ボルボの場合は、危険な状況として働くのは時速30km以下です。
これは我々には低すぎるのではないかと思うので、最初からもっと高い数字でいきたいと考えています。
これはセンサーの問題になりますから、センサー技術の改善をしていかなくてはなりません。
我々もこのシステムをやり始めたらそうしようと思うのは、本当に危険な状況になってから初めてブレーキがかかるということです。
最後の救急のためのブレーキであり、ドライバーが気づかなくて、使わずにはならないという時のためのブレーキだということです。
私の考えでは、ドライバーに自分のクルマは自動で止まるというイメージを与えてしまってはいけないのです。

先日NHTSAのストリックランド長官と話をしたときに、ESC(Electronic Stability Control)がUS NCAPやEuro NCAPで必須条件となったと聞いたんですが。

ESPですね。
これは、もし5つの星が欲しかったら、なけれなければならないという条件です。
今現在、ESPがあるといっても、本当に良いのかどうか調査をしている段階です。

ESPは要件としてひとつのエポックだったと思います。
エマージェンシー・ブレーキングシステムはこれと同じぐらいのエポックになるのではないかと考えているのですが。

ボルボのシステムがそうだとは言いきれないですが、機能的にはそうなってくると思います。

レーン・キーピングについてもでしょうか。

注意喚起機能、クラッシュ防止のブレーキング機能、うしろを見るカメラ、歩行者を予防するカメラが2年以内には市場に出てくるでしょう。
すべてのクルマにではありませんが、まずは大型車、高級車に導入されると思います。