Sustainability Research 22

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Gothenburg / Sweden

昨日、ボルボの方に会いました。
そこで「どんなクルマを作りたいですか」と聞くと、彼は「iCAR、iVOLVOをつくりたい」と言うのです。
それは、若い人たちにドライブの機会を提供したいからだそうです。
私は「i VOLVO」は面白い考えだと思いました。

西洋(欧米)の世界で「liverble city」と呼ばれるムーブメントは、高品質のシティライフです。
それは非常に大きなムーブメントです。
自転車が中心となり、クルマは公共の場所から追い出されるのです。そういった流れにあります。
さらにパブリックヘルスでは、人々が自転車に乗ったり歩くことするこが期待されます。
人々は、歩くこととクルマに乗ることの間にさまざまな手段、自転車、電動自転車、ルノー・トゥイージーなどのコンパクトビークルなどもっといろいろな交通手段を合わせたものを持つでしょう。
今、我々が自転車とクルマの間を縮めようとしているように。

今、ヨーロッパの国々で電動自転車が非常に魅力的な移動手段になっています。
坂を下るのも、登るのも楽にできます。
特に夏には、自転車の需要が急増しているのがはっきりわかります。
そのようなわけで、VOLVOや他のメーカーがより小さなクルマを提供することに注目しています。
ですので、我々もスマートバイク、コンパクトビークルに取り組むんですね。
我々のナレッジを、小さなモーターサイクルのエンジンの開発に活用できます。
カーメーカーとモーターサイクルメーカーとのボーダーラインは、都市における全く異なる新たなトラフィックのアイデアへと移行するでしょう。
それがひとつの流れです。

そして、もうひとつの流れは、我々がこんにち持っている、クルマを所有しているというオーナーシップIDについてです。
「自分のクルマの所有すべきだ」という考えがあるために、今、同じエリアに電気自動車用、普通自動車用など異なるカープールがあるのです。
それはまた、世代に関する疑問でもあるでしょう。
若い世代は、クルマを大切な象徴とはもはや思っていません。
その世代は、レンタルカーなど必要なときだけに使うことに疑問を感じないでしょう。
ですので、全く異なるオーナーシップを持つことになるのでしょう。将来においてね。