自動車のアセスメントがあるのだから、道路のアセスメントもあってしかるべきだ。
そう考えるのは当然だ。
走りやすい道路、歩きやすい道路、道路は移動する場所だから人やクルマが移動しやすいものが一番なのだと思う。
つまりそれが安全ということ。
速く走れても危なければ、結局は移動しにくい道なのだ。
日本のテクノロジーを使えばもっと効果的な調査とドライバーサポートが出来るのではないかと考えた。
そして、自動車アセスメントと道路アセスメントで責任を分担して来ると、残りの「人づくり」も見えてくる。
London / UK
たしかに、自動車のアセスメントがあるのですから、道路のアセスメントも当然あってしかるべきですね。
例えばこれを見て下さい。
これは私たちが発行したもので、イギリスの道路の危険度を示したマップです。
http://www.roadsafetyfoundation.com/downloads/32007_Euromap_Map.pdf [PDF: 1.2MB]
これを見ると、どこがハイリスクな道路か、どこで事故が起こっているかがわかります。
我々は、2005年〜2009年に起きた衝突事故、重大な事故数も示すことができます。
これらをもって、各国政府に道路改良の提案をしていく訳です。
これは、我々が10年前にスタートした事業です。主要な仕事は各国の自動車クラブが担っています。
例えば、アイリッシュ自動車クラブには現在進行中のアイルランドの道路アセスメント活動に対して、大いに期待しています。
各国の自動車クラブは、我々の仕事をサポートします。
我々は現在、第二段階に入っており、事業をヨーロッパにおいて広げています。
しかし、WHOとの連携によってさらにヨーロッパ以外の地域にも広げることを決定しました。
ここに我々のプレゼンテーションファイルがあります。
これを見ていただくと我々のやっていることがお解りになると思います。
我々がまず行なうことは、ファンダリングネットワークの構築。
そしてロードプロテクションスクール、そして道路の格付けです。
これは我々がその地域に行って調査をする際に推進するステップですが、他にも自動車クラブや政府とともに行なう事業があります。
これからメジャーな道路の調査を行ないます。
これらは死亡事故の多い道路です。
これまで行なってきたノウハウを各国にも導入していきます。