Sustainability Research 003

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Seoul / Korea

韓国の救急医療体制はどうなっていますか。

その規模はわかりませんが、韓国にはプライベートなシステムがあります。
緊急医療に3つの組織があり、政府、医療団体、私企業がそれをつくっています。
1ヶ月前、救急車では緊急医療に対応できないと国内では言われていました。
しかし警察と軍隊が緊急医療に協力を始めています。
ヒュンダイが、事故の時に直接信号を送り、警察が場所を感知する。
そして消防署と医療に伝えるシステムをつくりました。
ヨーロッパのEコールシステムと同じです。

他に何か日本に対して言っておきたいことはありますか。

日本のメーカーをうらやましいと思っています。
彼らはグローバルマインドを持っているし、トップクラスの技術をもち、特に安全の分野では政府との緊密な協力関係にある。
大変、オーガナイズされている。
韓国メーカーは国内市場やアメリカ、ヨーロッパに向いていますが、日本メーカーも、特にトヨタが、韓国での市場に進出して業績を伸ばしています。
日本の車はコンセプトがいいですね。
韓国人は日本車を、ものすごく品質がいいと言っています。
しかし、安全面はどうか。
韓国市場は安全面をとても重要だと考えています。
昨日、我々はホンダのシビックをテストしました。
たいへん安全に作られていて驚きました。
個人的には、ヒュンダイも技術的な面で日本の小型車を追従してもいいと思います。

最後に、韓国はどういうものを作ろうと思って、自動車や交通を研究していますか。

ヒュンダイは、車を「エンタテーメイメントとトランスポーテンションの融合」と言っています。
モバイルオフィスなど、エンジョイする空間でもあるというわけですね。